モノクロ

作詞 Ryo-Suke.

幼い頃に描いた乏しい絵は

色褪せずに

僕の輪郭となって

埃にまみれてもそこにあるよ

 

天気のいい朝に

カーテンを閉めてみたり

荒れ狂う空の夜に

外ではしゃいでみたり ah

 

いつからだろうな

感じなくなった

無邪気な筆を

はたいてやればよかった

灰色の海を

埋もれた山を

 

気まぐれな太陽の光を浴びて

あの時のまま鮮やかに

そこにあるはずなのに

 

閉ざしたアトリエに

今もまだあるよ

ダサくて汚い油絵

そう思えば思うほどに

遠ざかるんだ

汚れたのは僕の方かな

 

渡り歩くために

切り進むために

 

尖った分だけ折れやすくなった

 

僕の心はモノクロの虚勢

 

閉ざしたアトリエに

今もまだあるよ

ダサくて汚い油絵

そう思えば思うほどに

遠ざかるんだ

汚れたのは僕の方かな

僕の方だな

僕の方なんだ