灯火

作詞 Ryo-Suke.

例えば暖炉の火のように
部屋の隅っこで 目立たないそれは

 

焚き火のように静かでも
凍えた体を諭すように 君を落ちつかせる

 

意味もなく灯す僕ら灯火は
何処かで誰かをあたためてる

 

僕たちとよく似てる
弱々しく清らかな
燃え尽きてゆくものと知りながら

 

例えば火の粉のように
激しく燃え盛る 荒々しいそれは

 

火事のように抑えきれなくて
勢いをそのままに 君を傷つけるかも

 

意味もなく燃える僕ら灯火は
何処かで誰かを傷つけてる

 

僕たちとよく似てる
危うくて儚い
燃え尽きてゆくものと知りながら

 

誰かのために灯す
その火はいつか消えてしまうけど

日々暗闇を照らす存在の証明

 

その日が来るまで
燃え尽きるまで

 

僕たちとよく似てる
たくましく神々しい
燃え尽きてゆくものと知りながら

 

松明のように道を照らし
たくましく燃えて
君を導いてゆく